代位弁済された場合のデメリットとは？対応策を徹底解説！

最近カード会社からの請求がないなと思ってたら、保証会社から連絡がきたぞ？

民法では「債務の弁済は、第三者もすることができる。」と規定されていて、原則として債務の弁済は債務者以外でもできることになっているんだ。

以下からの説明も、保証会社が肩代わりした場合を想定して話していくね！

今時は電話で本人に連絡がいくのが普通だけど、これを無視していると保証人や勤務先に連絡がいくこともある。

もっとも、返済が滞っても、直ちに保証会社による代位弁済がなされるわけじゃないんだ

どのくらいの遅滞で代位弁済がなされるかは本当にケースバイケースだから、「ちょっとくらい遅れても大丈夫だろう」みたいに甘く考えていないほうがいいと思うよ。

保証会社は連絡を受けて直ちに代位弁済をするけど、保証会社によっては、代位弁済の前に債務者に対して連絡がいくこともあるね。

そして、代位弁済がなされた時点で、債務者は事故情報として個人信用情報機関に登録されてしまう。

当たり前だけど、しょうがないかぁ。

ここからは、代位弁済が行われたことによる主なデメリットを５つ紹介していくよ。

期限の利益を失うと、債務者は債権者に対して一括してお金を支払わなければならなくなるんだ。

だから、代位弁済がなされると、今度は保証会社から債務者に対して一括返済の請求がいくことになるんだ。

遅延損害金の利率は、銀行だと１５％くらい、サラ金だと２０％に設定されていることが多い。

利息は返済日前に生じるお金で、遅延損害金は返済日以降に生じるお金だからね。

ただし、一般的に遅延損害金は利息よりも高利率だし、代位弁済をされた場合にはさらに保証会社から手数料を請求されることもあるから、支払額が無駄に大きくなってしまうんだ。

代位弁済の前なら債権者から、代位弁済後は保証会社から、それぞれ請求がいくことになるね。

ブラックリストに載ってしまうと、新たな借入れやクレジットカードの利用、携帯電話の分割払い、一部の賃貸物件の利用ができなくなってしまう。

そして、この裁判に負けてしまうと、最悪の場合、財産を差し押さえられてしまうんだ。

保証人がいる場合には、保証人の財産が差し押さえられてしまうこともあるよ。

先生、保証会社が代位弁済をした後、何とか助かる方法はないかな？

僕、全額を一括で支払うなんてとてもムリなんだけど…。

でも先生、ここでまた返済が滞ったら…？