債務整理

債務整理の手続きは面談なし・ネット完結できない!その理由とリスク

さいむくん
さいむくん
先生、僕、債務整理しようと思ってるんだけど…ネットだけで完結する方法ないかな?

法律事務所までちょっと距離があるんだよね、それに面倒だし…。

原則として、ネットだけで債務整理をすることはできないよ。

例えば、「申し込みフォームに入力したら完了」とかね。「弁護士と面談しなければいけない」というのが元々のルールなんだよ。

ただし、コロナウイルスが蔓延している間は、特例として「オンライン面談」も可能。

今日は債務整理がネット完結できない理由や、遠方で相談が難しい場合の対処法を中心に教えてあげよう!

先生
先生

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この記事の内容
  1. 債務整理はネット完結できない・面談が必須な理由
  2. どうしても面談ができない時はどうしたらいい?
  3. 債務整理をネット完結するリスク
  4. 債務整理ではどんな弁護士を選べばいいのか?
  5. 債務整理で面談をする際に聞かれる内容と相談のポイント
  6. 債務整理を弁護士に相談するまでの流れ
  7. まとめ

債務整理はネット完結できない・面談が必須な理由

せんせい
せんせい
はい、繰り返しになるけど…債務整理は基本ネットで相談・依頼すべて完結することはできないんだ。
ええ~~それってどうしてなの?
さいむくん
さいむくん
せんせい
せんせい
理由はこんな感じ。1つずつ説明しよう!
債務整理はネット完結できない理由
  • 日本弁護士連合会の規程で決まっているため
  • 弁護士が依頼者の事情を把握するため
  • 依頼者が説明を十分に理解するため
  • 話し合って方針を決めるため
  • トラブルを防止するため

日本弁護士連合会の規定で決まっている

せんせい
せんせい
まずは、日本弁護士連合会の規定をチェックしてもらおう。

弁護士の事件受任・事件処理方法に関する規制

広告の規制【引用:債務整理の弁護士報酬のルールについて – 日本弁護士連合会

第1項 弁護士は、債務整理事件を受任するに当たっては、あらかじめ、当該事件を受任する予定の弁護士(中略)が、当該債務者と自ら面談をして、次に掲げる事項を聴取しなければならない。ただし、面談することに困難な特段の事情があるときは、当該事情がやんだ後速やかに、自ら面談をして、次に掲げる事項を聴取することで足りる。

一 債務の内容
二 当該債務者(当該債務者と生計を同じくする家族があるときは、当該家族を含む)の資産、収入、生活費その他の生活状況
三 当該債務者が不動産を所有している場合にあっては、その処理に関する希望
四 前号に掲げるもののほか、当該債務整理事件の処理に関する意向

第2項 弁護士は、前項ただし書に規定する特段の事情がある場合であっても、電話、書面、ファクシミリ、電子メールその他の適当な通信手段により、又は同居の親族を介するなどして、前項に掲げる事項を把握した上で受任しなければならない。この場合においては、当該弁護士が面談して聴取を行う場合と変わらない程度に、当該事項を的確に把握することができるように努める。

【一部抜粋:債務整理事件処理の規律を定める規程

面談はしないとだめっていう決まりなんだよね。
せんせい
せんせい
さいむくん
さいむくん
先生、「でも、面談することに困難な特段の事情があるとき」は、OKみたいに書いてあるけど…

実は、ここが重要!。

「面談することに特段の事情があるとき」は、直接面談しなくても任意整理を依頼することができるんだ。

今はコロナウイルスの蔓延によって外出が困難な人もいるよね。

だから、多くの事務所では、テレビ面談など、オンラインで弁護士と面談できるようになってきているよ!

せんせい
せんせい

弁護士が依頼者の事情を把握するため

せんせい
せんせい
弁護士に直接相談してみるとわかると思うけど…ひとえに、債務整理といっても方法はさまざまなんだ。

手続きも3つあるし、場合によっては時効が成立しているのか、過払い金があるのかどうかによっても対応は違う。

そうだね。

それに、借金がいくらあるのか、収入はいくらなのかによっても、その人に合った債務整理って違うもんね。

ともだち
ともだち
せんせい
せんせい
その通り。

そういう細かい依頼者の事情をしっかり把握しないと、なんとなく任意整理しとけ!っていうようなことはできないんだよ。

相談してもらったからには、依頼者にとって一番いいアドバイスをするのが弁護士なんだ。

依頼者が説明を十分に理解するため

せんせい
せんせい
債務整理がネットで完結できれば、面談の手間や手続きの煩雑さもないよね。確かに楽ちんだと思う。

けど、ほとんどの人は弁護士への相談は初めてなはず。

どんな手続きをどのようにやるのか、デメリットは何なのか、しっかり理解する前に債務整理をしたら怖くない?

確かに…手続きをしてから、実は費用がこんなにかかるとか、デメリットが出てきたら怖い…。
さいむくん
さいむくん
せんせい
せんせい
メールや電話だとその辺の説明は時間がかかるし、難しいんだよね。

対面は手間がかかるけど、弁護士が依頼者と顔を合わせて、何がわからないのか反応を探りながらわかりやすく説明することができるんだ。

依頼者からしても、わからない部分についてはその場ですぐに質問できるし、より一層理解しやすくなると思う。

話し合って方針を決めるため

せんせい
せんせい
債務整理について、専門的な知識を持つのは弁護士だと思うけど、最終的には依頼者がどうしたいのかが重要なんだよ。

単に債務整理といっても、家族に知られたくないのか、仕事への影響を最小限にしたいのか、住宅ローンの悩みを抱えているのかによって、最善のゴールも違ってくる。

依頼者の希望を聞いて、方針を一緒に決めるのが大切なんだ!

確かに…自己破産をしたいのに、君なら任意整理だ!だとか勝手に決められても困るよね…
さいむくん
さいむくん

トラブルを防止するため

せんせい
せんせい
まぁ、こうして今まで話した内容や、トラブルを防止するために面談が重視されているんだね。

ちなみに、弁護士会に寄せられた弁護士への苦情の中で一番多かったのは、「弁護士の対応・態度等」に関するものだよ(2020年の統計)。

のちほど説明するけど、弁護士選びに失敗してしまうとさまざまなデメリットもある。

よくわからない弁護士にネット完結で債務整理を依頼すると…いいことがないっていうのはわかるよね?

借金ってただでさえつらいのに、なんとなく依頼した弁護士が嫌なやつだったら…二重で嫌な目に遭うってことか…。
さいむくん
さいむくん
ともだち
ともだち
もちろん、先生みたいにいい弁護士もいるんだろうけど、お金を払うならその辺はちゃんと見極めたいね。

コロナ期間中はオンライン面談で契約できるケースも

先生
先生
先ほど、「日本弁護士連合会の規定で決まっている」の後半で説明した通り、「面談する事に特段の事情があるとき」は直接面談しなくても債務整理を依頼できるんだ。

例えば、「災害が発生して弁護士と面談するのが難しい状況」や「感染症の蔓延により弁護士と面談するのが難しい」などの状況では、オンライン面談だけで契約することができる

その場合、契約書を面談中に読み上げてもらったり、電子捺印などの方法で契約を結ぶことができるよ。

ただし、2023年5月現在だと、コロナの流行も下火になってきたからオンライン面談だけで契約できるケースは少ないかもね。

どうしても面談ができない時はどうしたらいい?

さいむくん
さいむくん
でも何とか手軽に相談する方法はないかな?
そうだね、少しでも手間が減らせる方法を簡単に教えてあげよう
せんせい
せんせい

電話で話を聞いてみる

先生
先生
借金や債務整理に関する相談は、電話でも弁護士が相談に乗ってくれるよ。

手っ取り早く答えを導き出したい人には電話が向いてるかもね。

もちろん、電話で相談した結果「任意整理(債務整理)」したい!ってなった場合には、改めてオンライン面談をしなければいけないよ。

メールやLINEで相談してみる

先生
先生
「電話だと緊張してしまう」や「忙しいので自分のタイミングで相談したい」などの事情がある人は、メールやLINEで相談するのがおすすめかな。

WEBでの集客に力を入れている事務所では、LINEでの相談も受け付けているよ。

  • 現在の借金額
  • 現在の借入件数や業者の名前
  • 月々の支払額
  • 現在の収入
上記のような条件は事前に記入したうえで送信をすると、弁護士事務所側もスムーズな返答がしやすいよ!
先生
先生

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仕事が休めないなら土日も受け付けている事務所に相談する

せんせい
せんせい
仕事が忙しくて平日はなかなか時間がとれない人もいるよね。

そんな時には、土日や平日の遅い時間などにも対応してくれる事務所を探してみよう。

依頼者の都合を考えて、事前の予約で、時間外での面談に応じてくれる事務所も多いよ。

そういう事務所に依頼すれば、実際に債務整理を依頼することになっても柔軟に対応してくれそうですね!
ともだち
ともだち

遠方の場合出張相談に対応している所に相談する

さいむくん
さいむくん
実際にあって相談したい、でも弁護士事務所が遠い、という人はどうしたらいいの?
法律事務所の中には、全国出張相談に対応している事務所もあるよ。

そういった法律事務所に依頼してみると手間もかからないね!

とはいえ、出張費がかかる場合もあるから、相談前に確認しようね!宣伝じゃないけど、先生も全国の相談を受けているよ!

仮に対応できない地域だとしても、信頼できる最寄りの提携先の法律事務所を紹介することもできるから、気軽に相談してみてね!

せんせい
せんせい

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債務整理をネット完結するリスク

せんせい
せんせい
債務整理で面談が必要な理由については、さっき説明した通り。
ちゃんと対面しないと、自分に合った弁護士に依頼できないとか、色々デメリットがありそうだね。
さいむくん
さいむくん
せんせい
せんせい
それだけじゃないよ。

ここでは、債務整理をネット完結するリスクについて教えておくね。

債務整理をネット完結すると
弁護士選びに失敗する可能性がある

 

  • リスクやデメリットをしっかり把握できない
  • 弁護士選びに失敗しても着手金・時間は返ってこない
  • 後から別の弁護士に依頼してもさらに費用がかかる
  • 途中で解約すれば差し押さえを受ける恐れがある
  • 途中で解約しても費用を請求される可能性がある

リスクやデメリットをしっかり把握できない

せんせい
せんせい
これは「依頼者が説明を十分に理解するため」でも話したけど、リスクやデメリットがしっかり把握できない可能性があるよ。

例えば、債務整理をすると5~7年はクレジットカードやローンの審査が通らなくなったり、保証人に一括請求が行ったり、自己破産なら財産を失ったり、資格によっては制限を受けることもある。

えええそうなの?

しばらく借金ができなくなるなら、人生設計を見直さないといけなくなる可能性もあるよね…

さいむくん
さいむくん
せんせい
せんせい
債務整理の手続きは、自分の人生や、家族にも影響する重要なことだからね。

デメリットをしっかり把握してから決めることが重要だよ。

弁護士選びに失敗しても着手金・時間は返ってこない

せんせい
せんせい
仮にしっかりとした説明を受けずにネットで依頼したとして、弁護士選びに失敗すると、着手金を失う可能性があるんだ。
弁護士に支払うお金(代表例)
着手金 弁護士に依頼した時点で発生する頭金のようなもの。事件に着手する段階で発生する。思わぬ結果でなくても、契約を解除しても返金はされない。
成功報酬 仕事の成果に応じて支払うお金
※「受任通知の発送」など、 細かい段階ごとに規定されている場合もある。
実費 郵便や出張など、業務にかかった実費
この依頼の際に支払う着手金は、途中で弁護士との契約を解除、キャンセルなどをしても基本的には返ってこないんだ。

だから、依頼後に実は態度が気に食わないとか、対応や連絡が遅いからやっぱりキャンセルしたいといっても、返してもらうことはできないよ。

せんせい
せんせい
ともだち
ともだち
なるほど…個人再生や自己破産となると1年くらいかかったりもするから、途中で弁護士を変えるってなると時間も無駄になるんだね…

付き合いが長くなる弁護士はちゃんとした人に頼みたいね…。

後から別の弁護士に依頼してもさらに費用がかかる

せんせい
せんせい
さらに、キャンセル後に別の弁護士に依頼をすれば、それは別としてまた着手金が発生することになるよ。
うう~~ん…弁護士選びに失敗して、わざわざ別の弁護士を選ぶハメになるなら、最初からちゃんとした人を選んで依頼した方がいいね…
さいむくん
さいむくん

途中で解約すれば差し押さえを受ける恐れがある

せんせい
せんせい
依頼した弁護士が合わないとか、信頼できないと思ったら解約・契約解除をするのは依頼者の自由だよ。

でも、途中で解約をすれば差し押さえを受ける恐れはある。

それってどういうことなの?
さいむくん
さいむくん
せんせい
せんせい
弁護士に依頼するメリットの1つは、取り立てが止まることだよね。

依頼を受けた際に、債権者に送る「受任通知」には、法律上取り立てを禁止する効果がある。

でも、そんな弁護士が解任されたと知れば、他の債権者は次の債務整理をされる前に、借金を回収しようと、裁判や差し押さえという手段に出る可能性もあるんだ。

ひえええ…自己破産なんかで借金をチャラにされるならってことなのか…
さいむくん
さいむくん
せんせい
せんせい
だから、最初から信頼できる弁護士を選んで依頼することが大切なんだよ。

途中で解約しても費用を請求される可能性がある

せんせい
せんせい
さっき着手金は返金されないって話をしたけど…依頼した内容がある程度進んでいる場合は、それに応じた報酬を請求される可能性もあるんだ。

そこから別の弁護士に依頼しても着手金はかかるし…弁護士をしっかり選ぶ重要性がわかるよね?

債務整理ではどんな弁護士を選べばいいのか?

せんせい
せんせい
債務整理を成功させるためには、慎重に弁護士を選ばないといけない。

そのためにも、直接顔を合わせて面談をした上で依頼するべきだよ。

ここでは、債務整理を依頼する弁護士を選ぶ際に気をつけるべきポイントを4つ紹介していくね。

  1. 親身に話を聞いてくれる・信頼できる人柄である
  2. 債務整理の実績が豊富である
  3. 債務整理のデメリット・リスクについて明確な説明がある
  4. 費用体系について明確な説明がある

①親身に話を聞いてくれる・信頼できる人柄である

せんせい
せんせい
実際に弁護士と話した印象で『親身に話を聞いてくれるかどうか、信頼できるかどうか』などを見極めておくのは大切だよ。

このように、親身に相談にのってくれない弁護士に依頼したことで後悔をしている人は多い。

それに、実際に弁護士に依頼して後悔した人にとったアンケートだと、『対応や態度に不満があった』という割合が一番多いのさ。

せんせい
せんせい


【引用:弁護士に対する苦情申し立て – 日本弁護士連合会

②債務整理の実績が豊富である

せんせい
せんせい
債務整理の実績が豊富な弁護士に依頼するというのも非常に重要だよ。

弁護士は法律関係全般の専門家で、その専門分野は多岐にわたる。

おなじ弁護士というくくりでも、債務整理が得意な人とそうでない人がいるのは仕方ないことなんだ。

例えば、債務整理の実績がある弁護士であれば、各業者の和解傾向などにも精通している。

それに、ひとりひとりの状況に合わせた最適な解決方法を提案してくれるはずだよ。

弁護士事務所のホームページなどには債務整理の実績について表記があるはずだから、依頼する前によく確認しておこうね。

③債務整理のデメリット・リスクについて明確な説明がある

せんせい
せんせい
債務整理は、法律の力をつかって借金を減額するというありがたい制度。

その分、手続きの内容によっては、色々なリスクが生じるんだ。

債務整理によって生じる可能性のあるリスク

  • 保証人が借金の請求を受ける
  • 仕事における資格制限がある
  • 不動産や車などの一部の財産が没収される など
ひとりひとりに親身になって相談にのってくれる弁護士でないと、これらのリスクを十分に説明せずに手続きを進めてしまう恐れもある。

もちろん、債務整理を進める上で不安な点については自分から弁護士に質問するべき。

とはいえ、弁護士側から債務整理のデメリットやリスクについて十分な説明をしてくれない場合には、本当にその人に頼んでいいのか見直すべきといえるよ。

せんせい
せんせい

④費用体系について明確な説明がある

せんせい
せんせい
依頼前に、費用について十分な説明があるかどうかも、債務整理を依頼する弁護士を選ぶ上で大切なポイントだよ。

実績が豊富で信頼できる弁護士事務所ほど、相場の範囲内で明瞭な費用体系を備えているはず。

料金について明確な説明がないまま依頼してしまうと、あとから報酬金などを追加で請求されるなんて恐れもあるから気をつけよう。

債務整理で面談をする際に聞かれる内容と相談のポイント

せんせい
せんせい
ついでに、債務整理で面談する際に聞かれる内容と、相談のポイントについても教えておくね

債務整理で面談をする際に聞かれる内容

せんせい
せんせい
じゃあ、債務整理をする際に、面談ってどんなことを聞かれるのって不安な人も多いと思う。

実際に債務整理の面談で聞かれるのはこんなことだよ!

債務整理の面談で聞かれる内容
  • 今の借金と収支
  • 現在の借金の総額
  • 借金が増えた原因と経緯
  • 今の月々の返済額
例えば、任意整理や個人再生の場合、今後借金を返済していかないといけないから、収入がどのくらいなのかは重要になるんだ。

自己破産の場合、借金が増えてしまった原因によっては、認められない可能性もある。

総合的に、どの手続きが、一番いいのかというのを判断するために、こういう内容を確認するんだね。

せんせい
せんせい

債務整理で面談をする際のポイント

ともだち
ともだち
先生、弁護士との面談はだいたい30~60分くらいって聞いたんだけど…短時間で相談する際に何かポイントとかないかな?
いい質問だね!

限られた中で相談する際のポイントはこんな感じだよ!

せんせい
せんせい
債務整理で面談をする際のポイント
  • 資料や要点をまとめておくとスムーズ
  • 借金や収入・財産について把握しておく
  • 債務整理に関する心配・質問はまとめておく
  • 質問の優先順位を決めておく
せんせい
せんせい
こんな感じだね!

とりあえず、面談では借金や収支について聞かれるから、借金がどのくらいなのか、何社から借りているのか、収入や月の返済額などがわかれば、スムーズだよね!

それに債務整理に関する不安や質問は書き出して、優先順位をつけてまとめておこう!

今は面談相談が無料の事務所も多いから安心だね。
ともだち
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債務整理を弁護士に相談するまでの流れ

さいむくん
さいむくん
弁護士と面談をしないといけないってのはわかったけど、ちょっと緊張するなぁ~…
そうだね…ここで簡単にどんな流れで相談が行われるか教えてあげるね!
せんせい
せんせい
債務整理を弁護士に相談するまでの流れ
  1. 相談内容と面談希望日を送信
  2. 実際に面談日に30~60分ほど面談を行う
  3. 面談ができれば契約書は郵送でも可能

相談内容と面談希望日を送信

せんせい
せんせい
まぁ面談が必須ってことはわかったと思うから、相談内容と面談希望日をお問い合わせフォームなどから送ろう。
ホームページによると思うけど、お問い合わせフォームや、電話・メール・LINEなど色々なお問い合わせ方法があるね。
ともだち
ともだち
せんせい
せんせい
相談内容、つまり借金の相談であることや、借金の総額、いつ頃面談希望かだけ送るか、伝えるかするととてもスムーズだよ!

実際に面談日に30~60分ほど面談を行う

せんせい
せんせい
実際に面談日になったら、法律事務所に行って、受付の人に面談予約した者であることを説明しよう。

受付の人が相談室に連れて行ってくれるよ!

面談は30~60分くらい。不安なことはちゃんと聞いておこうね!

面談ができれば契約書は郵送でも可能

せんせい
せんせい
面談から依頼になる場合、弁護士と契約書を結ぶことになる。

面談のその場で決めてもいいし、面談から後日依頼することを連絡しても大丈夫だよ。

面談をしたからといって、依頼しないといけないわけじゃないからじっくり決めよう。
ともだち
ともだち
せんせい
せんせい
そうだね。

依頼が決まれば、法律事務所によっては契約書を郵送で送ってくれる所もあるよ!

何にしても、信頼できる弁護士に依頼するために、面談はちゃんとしようね!

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私は、電話が苦手で借金の悩みをなかなか相談できず困っていました。

ただ、LINEは電話に比べて緊張しないので、少しだけ勇気を持ってLINEボタンをクリックして専門家に相談したところ借金を当時の3分の1まで減らすことができたんです! 今では、借金に悩まず、元気に生活できるようになりましたね!

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まとめ

ともだち
ともだち
さーて、今日のまとめをしようか!ということで、さいむくん、わかったかな?
今日のまとめ
  • 債務整理はネットで完結することができない
  • 債務整理は日本弁護士連合会の規程で面談が必要
  • 債務整理を手軽に相談する方法はある
  • 債務整理をネットで完結すると弁護士選びに失敗する恐れがある
  • 弁護士選びに失敗せず、信頼できる弁護士に依頼するためにもしっかり面談をしよう
なるほど…債務整理がネットで完結できたら便利だなとは思ったけど…

自分と合わない弁護士に依頼しちゃったり、金銭でトラブルになるくらいなら、面談でちゃんとした弁護士に依頼した方がいいね。

ということで、先生、明日早速面談してくれないかな?

さいむくん
さいむくん
せんせい
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著者情報

この記事の監修者
赤堀弁護士
赤堀 太紀 FAST法律事務所 代表弁護士

企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。

監修者の詳細なプロフィール
この記事の筆者
浜北 和真株式会社PALS Marketing コンテンツディレクター

2017年から法律メディアに携わりはじめる。離婚や債務整理など、消費者向けのコンテンツ制作が得意。
監修したコラムはゆうに3000を超える。

20代後半に作ってしまった借金100万円を自力で完済した。

筆者の詳細なプロフィール