いろんなところから借りてるから振り込みを忘れたりするの怖いし、どうにかできないかなあ。
返済代行についてはせんせいが詳しいはずだから、色々と教えてもらおうか!
任意整理で債権者との和解が成立した後の返済は、大半の方が弁護士を通しての返済代行を選びます。
この記事では、以下の3点について詳しく解説していきます。
- 返済代行と自分で返済する場合との違い
- 返済代行を選んだ方がいい人の特徴
- 任意整理後の返済が遅れた時に起こる問題
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任意整理における返済代行とは
基本的に、任意整理後の返済は弁護士を通しての返済代行を利用する方がおすすめだよ。
- 返済代行とは
任意整理後の返済を弁護士が代わりに行ってくれること。弁護士から指定された期日までに返済金をまとめて弁護士の口座に振り込めば、各業者への返済を代行してくれる。
返済代行はあくまで任意整理後のアフターフォロー
自身で債権者と交渉して任意整理を行った場合には自身で返済していくしかないし、任意整理を担当してくれた弁護士以外の弁護士に返済代行のみを依頼するのは難しいね。
返済代行にかかる費用相場は1件1,000円
でも、やっぱりお金はかかっちゃいますよね?
返済代行にかかる費用の相場は1社あたり1000円ってところかな。
・4社を任意整理した場合に毎月の返済にかかる費用
返済代行 | 弁護士への振込手数料(200~300円) + 返済代行費用(1,000円 × 4) = 約4,200円 |
自身で返済 | 債権者への振込手数料(200~300円 × 4) = 800~1,200円 |
『返済代行と自身で返済する場合との違い』で返済代行のメリット・デメリットについては詳しく解説するから、参考にしてね。
返済代行を利用するには弁護士に依頼する
とは言っても、基本的には返済が始まる前のタイミングで弁護士側から返済方法をどうするか聞いてもらえるから、その時に希望を伝えればいいよ。
途中でやめることも可能
返済代行と自身で返済する場合との違い
返済代行 | 自身で返済 | |
振込件数 | 1件 | 債権者の数 |
費用 | 弁護士への振込手数料 + 返済代行費用(1000円 × 債権者数) | 債権者数分の振込手数料 |
支払いが遅れる場合の連絡先 | 弁護士 | 各債権者 |
支払いが遅れた時の催促 | 債権者から弁護士へ | 各債権者から直接本人へ |
債権者からの郵送物 | 債権者から弁護士へ | 各債権者から直接本人へ |
返済代行のメリット
- 振込先が弁護士事務所の1ヶ所だけなので手間がかからない
- 弁護士が返済期間や返済額を管理してくれるため返済を間違える心配がない
- 弁護士が返済を管理することで有利な条件で和解できる可能性がある
- 債権者の対応をするストレスがない
- 任意整理を家族に内緒で行っている場合、家族に知られるリスクが少なくなる
- 任意整理後の返済がうまくいかなくなった場合の再和解も同じ弁護士に依頼できる
まず何より、返済代行だと返済にかかる手間が圧倒的に少なくて済む。
そして、債権者数が多くなってくると支払い日や返済額を管理するのも大変だけど、返済代行なら毎月決まった日に決まった額を弁護士に振り込むだけでいいからかなり楽だね。
さらに、返済代行であれば返済がスムーズに進むだろうということが債権者もわかるから、自身で返済していくよりも支払い回数や利息などの条件が有利になる可能性もあるんだ。
僕も借金してることが奥さんにバレたら大変だから、債権者から直接の連絡や郵便物がこないのはかなりありがたいですね。
任意整理後の返済がうまくいかなかった場合にはもう一度同じ業者に任意整理を申し入れて再和解を目指すことになる。
自身で返済をしていた場合は、一度任意整理に失敗したら他の弁護士に依頼しないといけないのさ。
返済代行のデメリット
- 自身で返済するよりも費用がかさむケースが多い
たとえば、任意整理をする業者が10社もあった場合には毎月返済代行費用として1万円がかかることになる。
それだけの債権者に毎月自身で振り込むのも手間がかかって大変だけど、手間と費用を天秤にかけて検討するべきだね。
返済代行を選んだ方がいい人の特徴
家族に任意整理を秘密にしている
自身で返済をしていると、返済が遅れた場合には直接電話がかかってきてしまうし、催促の手紙も自宅に届いてしまう。
さらに、任意整理で完済できた時には借金の契約をした時の契約書や本人確認書類、和解書などが返却されるんだ。
そうした書類が自宅に届くことで家族に任意整理が知られてしまう可能性もあるね。
債権者数が多い
債権者の数だけ返済代行の費用はかかってしまうけど、それぞれの債権者の支払い日や返済金額を間違えずに管理するのはどうしても大変。
支払い日を正確に把握できずに支払いが遅れてしまえば任意整理が取り消しになってしまうリスクもあるから、それだけ費用をかけるメリットは大きいと言えるかな。
仕事などで忙しい
自身で返済する場合には、毎月債権者の数だけATMやネットバンキングから振り込む必要があるから、どうしても大きな手間と時間がかかってしまうよ。
返済を忘れてしまうのが心配
任意整理後の支払いが遅れた時に起こる問題
もし任意整理後の返済が遅れてしまった時にどんな問題が起こるかもしっかりと確認しておこう。
自身で返済している場合は債権者から督促がくる
滞納した時のリスクについてもしっかり把握しておこうね。
2回以上返済が遅れると任意整理が取り消しになり一括請求されてしまう
だけど、2回以上返済が遅れてしまうと任意整理は取り消しになって、残りの借金をすべて一括請求されてしまうんだ。
もし一括請求をされると、もう一度任意整理をして再和解をするか、個人再生や自己破産などの別の債務整理を検討するしかなくなる。
再和解の条件は必然的に最初よりも厳しくなってしまうし、自身で返済していた場合には新たに弁護士を探さなくてはいけなくなるんだ。
任意整理についてはまず弁護士に相談するべき
返済代行にするか自分で返済するかは、任意整理を依頼した弁護士と相談した上で選べるのが一般的。
メリット・デメリットについては今日話した通りだから、実際にどちらを選ぶか任意整理をした弁護士とよく相談しよう!
それと、そもそもの話にはなるけど、任意整理をするかどうか悩んでいる段階でもまずは弁護士に相談するべきだよ。
借金を減額するためには、任意整理だけではなく個人再生や自己破産といった方法もある。
その人の借金や収入のバランスによっては、任意整理以外の方法をとるべきである可能性もあるんだ。
どの債務整理が適しているかは法律や借金問題の素人である僕たちにはとても判断できないから、プロである弁護士に相談するのが近道。
借金問題であれば基本的にどの弁護士も無料で相談を受け付けてくれるし、LINEで相談の窓口を持っている弁護士事務所もあるから、まずはさいむくんも問い合わせてみるといいよ!
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▼感謝の声多数!▼
でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
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まとめ
- 返済代行は、任意整理を担当してくれた弁護士によるアフターフォローであり、いつでも開始、中断できる
- 返済代行は自分で返済するよりも費用はかかるが、返済を一括にまとめられるので管理する手間が省けるなどメリットが大きい
- 任意整理をするべきかどうかも合わせて弁護士に相談するのがいい
返済代行をするべきかどうか、担当してもらう弁護士とよく相談して決めます!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。