キミみたいな状態を「リボ地獄」っていうんだよ。
だけど、月々の返済額のうち「元本」にあてられる金額も小さいから、なかなか借金が減らないんだ。
「リボ払い」の借金がかさんでしまい、いつまでも返済が終わらない借金地獄に陥ってしまう方は少なくありません。
毎月きちんと約束を守って返済しているのに、なぜか借金がぜんぜん減らない…そんなふうに感じたらすでにレッドカード目前です。
なぜリボ払いで借金地獄に陥ってしまうのか、どうすれば借金地獄から抜け出せるのかを解説しましょう。
\家族に内緒で月々の返済を減らしたい人はこれ!/
任意整理とは?内容や特徴メリット・費用などすべてを解説!
\借金が返済できない人はこれ!/
自己破産とは|自己破産のデメリットや費用などをわかりやすく解説
\どっちが自分にあってるの?知りたい人はここ!/
LINEで無料相談!
リボ払いで借金地獄に陥りやすい理由
月々の支払い額が一定で「今月は利用しすぎた」なんて場合でも支払い額が大きくならないから、返済の負担が軽いというメリットがある。
「少額だしきちんと返済できる」って思ってたのに、ぜんぜん借金が減らないのはなんでだろう?
リボ払いの仕組みを正しく理解したうえで利用しないと、思いがけず返済不能になってしまうから要注意だよ。
①借金をしているという自覚がないから
でもリボ払いなら一度審査を通過していればカード1枚でいつでも気軽にキャッシングできてしまう。
だから借主本人に「借金をしている」という自覚が薄いんだ。
クレジットカード会社はリボ払いの利用に力を入れているからリボ専用カードも増えている。
便利にみえても感覚が鈍ってしまうのがリボ払いの悪いところだね。
②返済額を自分で変えられるから
どんなに苦しくてもきちんと約束どおりに返済するからこそ完済できるんだ。
でも、リボ払いは「今月は苦しいからこれだけ」と金額変更ができてしまう。
返しても返しても借金が減らない借金地獄になってしまうんだ。
減額できるかチェックしよう!
③返済しながら借入も出来てしまうから
たとえば、月々の返済額が15,000円だったとしよう。
約束どおり期日に15,000円を支払っても、その後に生活が苦しくなると…
ところがリボ払いはカード1枚で自由に借入できるから、どんどん借金が増えてしまうんだ。
「これじゃ生活が苦しい」と感じて別のリボ払いに手を付けてしまうという負のスパイラルが起きてしまうんだ。
減額できるかチェックしよう!
リボ払いに対する債務整理①:任意整理
でも、リボ払いは月々の返済額が決められているし、苦しくなればまた借入をしてしまうから、いつまでたっても借金地獄から抜け出せないんだ。
だからこそ法的な手段で解決したほうがいい。そのひとつが「任意整理」だよ。
- 借主と貸金業者(カード会社)が裁判外で話し合って借金を減額する
- 裁判所を介さないので、柔軟かつ迅速な和解が期待できる
- 一般的に「利息」や「支払期間」が調整されることが多く、元本の減額までは期待できない
- あくまでも任意の交渉なので、貸金業者が応じてくれないケースもある
\LINEで無料相談しよう!/
↓↓任意整理にオススメ↓↓
カード会社と交渉し借金を減額する手続き
もちろんカード会社は「お金を貸して、利息をつけて返してもらう」という商売だから簡単にOKしてくれるわけじゃないけど、成功すれば月々の返済額や返済総額を大幅にカットできる可能性が高い。
任意整理を利用した場合の返済シミュレーション
ここでは、100万円の借金について利息カット・3~5年で完済するという約束で落ち着いた場合をシミュレーションしてみよう。
100万円を3年で返済する場合(年利15%)
月々の返済額 | 総返済額 | |
そのまま | 約3.5万円 | 約125万円 |
任意整理 | 約2.8万円 | 100万円 |
100万円を5年で返済する場合(年利15%)
月々の返済額 | 総返済額 | |
そのまま | 約2.4万円 | 約142万円 |
任意整理 | 約1.7万円 | 100万円 |
文字どおり「任意」の手続きだからかならずこれくらいの減額が実現するとはいえないけど、苦しいまま返済を続けるよりもチャレンジしてみる価値はあるね。
\LINEで無料相談しよう!/
↓↓任意整理にオススメ↓↓
任意整理を利用した場合のメリット・デメリット
だから、任意整理にも一定のデメリットがあることは理解しておくべきだね。
任意整理のメリット・デメリットを整理しておこう。
メリット |
|
---|---|
デメリット |
|
リボ払いに対する債務整理②:個人再生
個人再生も債務整理の方法のひとつだけど、手続きが難しくなる反面、減額される幅は大きくなる可能性が高いんだ。
- 裁判所に「再生計画案」を提出し、これが認められれば借金が大幅に圧縮される可能性がある
- 再生計画案に従って返済を履行できれば完済扱いになる
- 借金の理由は問わないので、ギャンブルなどが原因で抱えた借金の整理も可能
裁判所を通じて借金を大幅に減額する手続き
「どのくらい減額できるのか」も法律に定められているんだ。
借金額 | 最低限返さなければいけない額 |
100万円以下 | そのまま |
100~500万円 | 100万円 |
500~1500万円 | 借金総額の5分の1 |
裁判所の手続きだから面倒なところはあるけど、生活を立て直せる可能性は高くなるよ。
個人再生を利用した場合の返済シミュレーション
【個人再生を利用しない場合】
月々の返済額 | 総返済額 |
約4.8万円 | 約580万円 |
【個人再生を利用した場合】
月々の返済額 | 総返済額 |
約2.7万円 | 100万円 |
これを原則3~5年で完済する約束になるから、月々の返済額も返済総額も大幅に軽減されるよ。
個人再生を利用した場合のメリット・デメリット
大きなメリットがある反面、一定のデメリットがあることも理解しておこう。
メリット |
|
---|---|
デメリット |
|
すると、個人再生しなかったほうが月々の返済はラクだったなんてケースもあるから、かならず弁護士に相談してから決断したほうがいいよ。
\LINEで無料相談しよう!/
↓↓個人再生に強い↓↓
リボ払いに対する債務整理③:自己破産
自己破産は強力な手続きで、裁判所が認めれば借金がゼロになるんだ。
- 裁判所に「破産」を申し立て「免責」が認められることですべての借金について返済義務が免除される手続き
- 裁判所が選任した「破産管財人」が財産を処分して債権者に分配するので、預貯金やマイホームなどを手放すことになる
- 借金の理由によっては「免責」が認められず、借金が消えないこともある
裁判所を通じて借金をなくしてしまう減額する手続き
借金地獄から抜け出す方法としてはもっとも有名だから、どんな制度か知らなくてもほとんどの人が「自己破産」という名称くらいは聞いたことがあるはず。
だけど、働けなくて収入がない、収入はあるけど借金が大きすぎて現実的に返済できないって状態なら、自己破産を考えたほうが利口だよ。
自己破産を利用した場合の返済シミュレーション
月々の返済額 | 総返済額 | |
そのまま | 約6.4万円 | 約774万円 |
自己破産 | 0円 | 0円 |
もし収入がない、または毎月6万円も支払っていると生活が苦しいといった状況なら、10年間もそんな生活を送るのはムリだろうね。
自己破産を利用した場合のメリット・デメリット
だからこそ、メリット・デメリットを理解しておかないといけないね。
メリット |
|
---|---|
デメリット |
|
自己破産するべきか、個人再生でも解決できるのかの判断は弁護士に任せよう。
\LINEで無料相談しよう!/
↓↓自己破産に強い↓↓
リボ払いで苦しんでいる人には任意整理がおすすめな理由
リボ払いの借金地獄を解決できる方法として現実的なのは「任意整理」だよ。
- 借金の総額があまり大きくならないことが多いので、個人再生では効果が薄く、自己破産しなくても解決できる
- 個人再生・自己破産は弁護士費用が高額になりやすいが、任意整理なら1社あたり5万円程度で依頼できる
- 個人再生は「支払い不能のおそれ」、自己破産は「支払い不能」の人が利用できる制度なので、安定した収入があればそもそも対象外
そう考えると、個人再生や自己破産よりも任意整理のほうが効果が高いってことか…
2~3社が相手なら10~15万円くらいでリボ払いの借金地獄から抜け出せるわけだから費用の負担以上にラクになれる可能性が高いんだ。
\LINEで無料相談しよう!/
↓↓任意整理にオススメ↓↓
まとめ
- リボ払いの借金地獄から抜け出すためのポイント
- リボ払いは月々の負担が軽いが元本がなかなか減らず借金返済が終わりにくい
- いつでも自由に借入可能なので限度額いっぱいまで借入してしまうことも
- リボ払いの借金は「任意整理」による解決が有効
- 任意整理は個人での対応よりも弁護士に任せたほうが安全
安易な利用はまさに地獄の一丁目。
どうやって解決するべきなのかの診断やアドバイスを受けるためにも、まずは債務整理に力を入れている弁護士に相談してみよう。
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。