過払い金相談はどこがいい？弁護士事務所選びのポイント5選！

これまでたくさん借金をしてきたけど、もし払いすぎたお金があるのなら返して欲しい！

でも、一体どこに相談すればいいんだろうか…。

まずは、国が設置している公的機関を中心とした無料で相談できる窓口を紹介していくね！

自治体と提携している弁護士が無料で相談を受け付けてくれるんだ。

市区町村のホームページ内に法律相談の電話番号があるから、問い合わせ時間も含めて調べてみるといいよ。

法テラスや市区町村の相談窓口と同様に、実際に弁護士に有料相談をするべきかどうかなどの基本的なアドバイスに限られるから気をつけてね。

日本弁護士連合会での相談には事前予約が必要で、相談自体も30分で5,500円程度と有料になるから要注意。

だけど、無料相談の窓口よりも詳しく専門的な回答をしてくれるから検討する価値はあるよ。

日本司法書士連合会であれば、有料にはなるけど実際の債務整理の手続きについてなど専門的な質問にも答えてくれるよ。

借金問題で悩んでいる人は、目先の暮らしにも困っているくらいお金が無い人が多い。

だからこそ、借金問題についての相談は初回は無料で引き受けてくれるところが多いんだ。

先生のオススメの事務所とかないんですか？

アディーレ法律事務所は弁護士が140名以上在籍し、国内に60以上の拠点を持つ最大手の法律事務所。

拠点数の多さと豊富な人材を活かして2021年には累計相談者数70万人を突破するなど、とにかく実績が多いのが特徴だね。

そこまで規模は大きくないけど、債務整理に関する専門家が多数在籍していて、『借金問題の専門窓口』を設置している法律事務所だよ。

いきなり電話だと気が引けてしまうけれど、LINEだったら電話番号やメールアドレスなどの個人情報も入力せずに匿名で相談できるから安心だよ！

経験豊富なスタッフが揃っていて、月600件以上の相談実績があるんだ。

借金の相談をする人はみんな不安だし焦りもあるから、親切丁寧に対応してくれるだけでもとても安心できますね！

こちらも2020年8月時点で全国61拠点と日本最大級の弁護士事務所で、幅広い専門分野を持ちながらも債務整理の実績も豊富なんだ。

取り戻せる過払い金の金額は、貸金業者との交渉で決まる。

つまり、貸金業者は少しでも過払い金を減らそうと提案や交渉をしてくるんだ。

過払い金請求の実績が少ない事務所だと、貸金業者が提案してきた金額で和解してしまって取り戻せる過払い金が少なくなる場合があるのさ。

弁護士事務所への過払い金請求の依頼でかかる費用は以下のようなものがあるよ。

貸金業者との交渉が和解できたときに発生する費用がメインになるから、色々な事務所との比較もわかりやすいですね！

過払い金請求はお金を取り戻すことができるという大きなメリットがあるけど、その分デメリットやリスクも存在する。

特に注意しなくちゃいけないのが、返済中の借金について過払い金請求をするケース。

詳しいリスクについては『過払い金請求時の注意点』で話すけど、リスクについてしっかりと説明がない弁護士との契約は避けるべきだよ！

休日も対応可能だとか、事務所からの郵送物は匿名郵送をしてくれるとか、一人一人の事情に合わせた対応をとってくれる事務所も過払い金相談にオススメだよ！

事務所の公式サイトでお客様の声などで紹介されているものもあるし、GoogleやTwitterで事務所の名前を検索してみるのもいいかな。

だけど、口コミはあくまで参考程度にしておいて、自分自身で相談をしてみて決めるのが一番だよ。

でも、過払い金請求って自分でもできるって聞いたことがあるんですけど実際のところどうなんですか？

返済中の借金については、任意整理という手続きを行うことによって借金自体を減額できるんだよ。

弁護士に相談をすれば、任意整理ができる借金がある場合には教えてくれるのさ。

だけど、弁護士に依頼すればそういった書類の準備をすべて請け負ってくれるんだ。

弁護士に過払い金請求の依頼をしたあとは、基本的に弁護士からの報告を待つだけで良いんだよ。

過払い金請求を含めた債務整理を弁護士に依頼すると、弁護士はまず最初に貸金業者に対して『受任通知』という手紙を送る。

受任通知を受け取った債権者は、債務者に対して取り立てなどの連絡をしてはいけないと法律で決められているのさ。

弁護士とのやりとりは基本的に携帯電話で行えるし、自宅への郵送物が必要な場合も匿名で郵送するようにお願いができるんだよ。

過払い金の金額を把握するためには『引き直し計算』という作業が必要。

それに、貸金業者に借金返済に関する資料である『取引履歴』を開示してもらうために交渉もしなくてはいけないのさ。

それに、引き直し計算や業者との交渉を失敗すると本来戻ってくるはずだった過払い金が戻ってこなくなってしまう。

依頼する時にかかる費用を差し引いても、弁護士にお任せしてしまうのが安心なのさ。

弁護士であれば、過払い金の金額がどれだけ大きくなっても取り戻せる。

だけど、司法書士の場合は過払い金の総額が140万円を超える案件については引き受けることができないんだ。

過払い金の請求は貸金業者との交渉になる。

なかなか決着がつかない場合は、第三者を交えて決める必要が出てきて裁判に発展する場合もあるんだ。

さっそく相談してみたいんだけど、具体的にはどういう流れになるんでしょうか？

過払い金が返還されるまでは依頼してから3~6ヶ月くらいかかるケースが多い。

その間に依頼者がやるべきことは弁護士からの連絡に応えるだけだから安心してね。

よし、そうしたらさっそく相談の電話をかけて…と。

あとは、なにか必要なものとかってありますか？

だけど、これらを準備するのが面倒で相談をためらってしまうのが一番よくない。

とりあえずこの3つを持っていくか、面談予約の電話の時に必要なものを聞いてみるといいよ。

面談の時間は限られているから、質問内容はあらかじめまとめておこう！

今のところメリットしか無いような感じがするけど…過払い金請求に関する注意点も念の為聞いておきたいです！

2010年6月以前の借金は、今の制度上だと違法になる金利で貸付されていたものがあるから、払いすぎていた分に関しては返してもらうように請求ができるってことなのさ。

過払い金の時効は、借金を完済してから10年で成立する。

つまり、2012年の7月1日に完済した借金だと、2022年の7月1日には時効が完成してしまうんだ。

2010年6月以前に借りていたお金がある場合は、とりあえず弁護士に相談してみても損はないよ。

つまり、相手がカード会社であった場合はその会社のカードはすべて解約扱いとなり、キャッシングやショッピング枠が使えなくなってしまうから注意が必要だよ。

過払い金の返還請求は、法律でも守られている正当な権利であることには間違いない。

だけど、一度利息として受け取ったお金を返してくれと言われたら、貸金業者としてはどうしてもいい気持ちはしないものだよね…。

過払い金請求をすると、社内データに『過払い金請求顧客』として登録されてしまって、関連会社も含めて今後は取引ができなくなる可能性が非常に高いんだよ。

だけど、現在返済中の借金について過払い金請求をしてしまうと、ブラックリストに載ってしまう可能性があるから要注意だよ。

100万円借金が残ってて、過払い金20万円が回収できたら残りの借金が80万円に減らせるってイメージだね。

そうなると、借金を減額する手続きである任意整理と同じ扱いになるんだ。

任意整理をはじめとした債務整理をすると、信用情報機関に債務整理をした履歴が記録されてしまう。

それでブラックリストにのってしまって、新たな借入やカードの契約ができなくなるってわけなのさ。

補足になるけど、こんな事務所は避けるべきという基準も紹介しておこう！

よくある手口としては、『ランキングに載っているような事務所は広告だから信用できない』などと悪口をいうケースがあるね。

でも、冷静に考えれば、広告費をかけて自分たちの事務所を宣伝しているということは、それだけ過払い金請求や債務整理に自信があるともいえるよね。

初回の相談だけならほとんどの事務所が無料で引き受けてくれるから、まずは複数の事務所に相談してみよう！

過払い金請求は自分でも行えるから、特別な資格が必要なわけではないんだ。

とはいっても、せっかくお金を払って弁護士事務所に依頼するのに、弁護士ではない一般の従業員が出てきたら安心できないよね。

もし取引履歴や和解書を開示してくれないような事務所だったら、悪徳事務所である可能性が高いから依頼はやめておこう。

過払い金請求はあくまで業者との交渉だから、交渉の内容次第で取り戻せる金額が変わるんだ。

ちゃんと交渉をすれば取り戻せるはずのお金があるにもかかわらず、一切交渉をせずにさっさと和解してしまうような悪徳事務所もあるんだ。

そんな被害にあわないためにも、あらかじめ取引履歴や業者との和解書は開示してもらうように約束をとりつけておくのが安全なんだ。

その中でも、弁護士事務所に相談するのが一番よさそうですね。

24時間相談を受け付けてくれる事務所や、LINEで気軽に相談できる事務所など、今はそれぞれのニーズに合わせた対応をしてくれる弁護士事務所も増えている。

初回の相談だけなら無料だし、まずは問い合わせてみるのがいいですね！

でも、その弁護士が自分にあっているかどうかというのは、少し話してみればわかるよね。

過払い金請求したことを後悔しないためにも、まずは色々な弁護士に相談してみるのが大切だよ。