任意整理をすると引っ越しが出来なくなる？賃貸への影響とは

なぜなら、賃貸契約している人の債務整理を理由に、大家さんや管理会社が退去を求めていいという法律はないからだね。

大家さんが、家を借りている人に対して退去を求めるには正当な理由が必要。

任意整理などの債務整理をしたという事実は、正当な理由にあたらないのさ。

これが支払えないからといって任意整理すると、逆に大家さんに訴えられるかも。

家賃の滞納が3か月以上続くと、裁判所も住民を追い出すことを認めやすくなるから、注意するんだよ！

その更新のときに、保証会社によって本人の信用情報がチェックされるかもしれない。

そうなると、「この人は任意整理をしているから、今後家賃を滞納したりするかも」ってことで更新が出来なくなる可能性があるよね。

有名なところでは「エポス」や「ジャックス」とかかな？

任意整理したという事実(信用情報)を確認できるのは、こういった「信販系」の保証会社だけね。

信販系ではない保証会社の場合、家賃の滞納がひどいなどの事情がなければ、特に問題なく契約を更新することが出来るはずだよ！

任意整理をすると、信用情報に「金融事故を起こした」という記録が残るんだけど、これがいわゆる「ブラックリスト」の状態ね。

だけど、大家さんや不動産会社は貸金業者じゃないから、この信用情報を確認することが出来ないのよ。

だから、本人が自己申告しなければ、バレることはないよね。

たいした問題ではないけど、今までクレジット払いをしていた人は、引き落としやら、踏み込みなど、他の方法に変えないといけないね。

まあ、デビットカードを使えば代用出来るけど…。

審査に通りにくくなったりするのは避けられないよね。でも、それも5年間の辛抱。

その後は信用情報が回復するから、以前のように問題なく物件選びが出来るようになるよ。

だから、任意整理をしたことはバレてしまうし、入居審査は落ちやすくなるよね。

逆に言えば、信販系以外の保証会社であれば、任意整理したという事実は確認出来ないからね。引っ越しはうまくいくはず！

こういった物件を狙って引っ越すのもありだよね。他には、連帯保証人がいれば、保証会社は不要、とか。

なんにせよ、仲介業者の方と相談しながら物件を探すのがいいと思うよ！

そんなときには公営住宅を借りることを検討してみよう！

任意整理をした後は、今使っているクレジットカードも使えなくなってしまう。

支払い方法がクレジットカードのところは途中で家賃の支払いができなくなるというトラブルに発展する可能性があるから気をつけようね。

不動産屋さんからしたら、任意整理をした過去があったとしても、しっかりと家賃の支払いができる人なら何にも問題はないのさ。

もちろん任意整理をしていたら保証会社などの関係で審査に通らない物件も出てくるから、あらかじめ伝えておくのが無難だよ。

特に、すでに家賃を滞納してしまっている場合などは、任意整理だけでは解決できない可能性もある。

弁護士は借金問題解決のプロだから、一人ひとりにあった解決策を提案してくれるよ！

それに、引っ越しを考えている場合にも、債務整理をしたら賃貸の契約にどんな影響があるかなどのリスクについても教えてくれるからね。

借金問題に関してであれば、ほとんどの弁護士事務所は無料での電話相談に対応しているよ。

それに、電話も気が引けるという人のためにLINEで気軽に相談できる窓口を設置している事務所もあるんだよ。

借金は放っておいても絶対に解決しないから、まずは相談だけでもしてみるのがオススメだよ！

今日の内容を振り返ってみようか！